2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

しゃらん

週末は上のこどもが来ました。 ひとつ仕事が終わって、打ち上げがありました。居酒屋で 「泣いた赤鬼」の話を赤鬼のようになって話している人を見ました。 イノセンスとは外側のなにかを犠牲にして成立つなにか でしょうか。 夏の終わりに読んだ本達。 私は…

数分間

夕焼けに雨が降っていて、その中を歩いていました ビルの壁面も交差点も雑踏も薄紫 だけどつめたい 身体が外界から浮き上がって もう世界から消えても平気 というような 軽やかな、 もしかしたらおぼつかない足取りで

多肉植物

フリーマーケットで これ、一個10円でいいから貰ってよ。寄せ植えにしたらかわいいよ。 と言われて、丁度あった使わない鍋に植えてみたのが5月 ↓ ↓ ↓ 閲覧注意 ↓ ↓ ・・・・・・・・・・・ 本当にこれでいいのでしょうか。弱肉強食 というか (まん中のいくつかは枯れま…

謎の草はエリザベス(仮称)と呼ぶことにしました。 生活を小さく 静かに 自由にしていくこと 怖れずに楽しむこと

10年ぶりくらいにフランス人の知人一家が遊びに来ました。 夫の友人で、私の知っている唯一のフランス人ですが、ベトナム系で、芸能好き、 藤田まことファン(それも、時代劇ではなくて、なんとか刑事なんとか派とかいう ドラマの藤田まこと)というかなり日…

台風が来る前に、実家の墓参りに行きました。 しかし、あらためて読むと、別の発見もある。リゴベルタが繰り返し「秘密」という言葉を口にしていることに気がついた。 たとえば、インディオの子は「人に添う影の様な」ナヴァルをもって生まれるという。ナヴ…

意味より速く意味として伝わるものって あるよね。 たとえば悪意とか、孤独(自身の)は いちばん速くくる。 そしてのこる。 百のことばの意味がその後きても。 ことばはひとつの行為だから (そう。このことばも) 行為としての意味がある。 そして、それが…

メモ2

誰にでも自分のお気に入りの酒がある。私は実在するということのうちにすでに十分な酔いを見出す。自分を感じることに酔い、彷徨し、まっすぐ歩いてゆく。時間になれば、みんなと同じように会社に戻る。時間がきてなければ、河のところまで行って、まるで世…

鳥を見る少女

Manuel Álvarez Bravo 私は少女をファインダー越しに見ていて、彼女は鳥を見ている と 写真家は言う。 写真を見ている私たちは視野の落差を見ています。 「鳥を見る少女」である というキャプションひとつで。

夏のおわりに

木立ベゴニア 挿し木で増える花で、亡くなった伯母から義母が受け継いだものを 更に挿し木して貰い受けました。 その後、義母宅では枯れてしまい、我が家で絶やしてしまっていいものかと 強迫観念に駆られ、さらに大量に挿し木をして、再び義母や親類、友人…

山手線の駅から放射状にのびる私鉄の一つに乗って 西にある部屋に帰ります 山手通り 環七 環八通り きれぎれの同心円の外側へ抜けるたびにビルは消えていき 崖線を越えて一段低くなって 野川 そのあたりから夕暮れが急ぎはじめて 多摩川の鉄橋を渡り 丘陵地…