2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧
新しい昨日が隙間に挟まれて眠りの芯の静止する部屋
題詠blog2013に参加します。よろしくおねがい致します。
年に一回、生まれたことの負債を返すように その木は色をこぼしていて いまは木々で見えないここが現実でした すべてはここに 木の一本一本にあるのですが とおくはなれて、思い出したい人や 思い出したいことがあります 幸せだったことも すべてだめだった…
雨水は二十四節気の二番目 最も予感に満ちた季節だと思います。
生年と若木の表裏に挟まれた薄さを空の水へと抛る 折り紙をひらくと線は手に刻み かたちは空へと戻されていく (儚いものに賭けてきたのでそれ以外思い出すには値しません)
その頁のとおくにいつか信号を置く鮮やかなかなしみとして