夏のおわりに



木立ベゴニア


挿し木で増える花で、亡くなった伯母から義母が受け継いだものを
更に挿し木して貰い受けました。
その後、義母宅では枯れてしまい、我が家で絶やしてしまっていいものかと
強迫観念に駆られ、さらに大量に挿し木をして、再び義母や親類、友人に配り、
一時期、木立ベゴニア普及協会のひとのようになりました。



葉が美しいので、咲かなくてもいいのですが、今年は肥料を工夫したところ
夏中咲き続け、今年の夏は家では殆ど花を生けませんでした。



葉が衰えてもまだ新しい蕾を差し出してきて、心配しましたが
ようやく花期も過ぎたようで、今、窓辺は静かです。




竜胆 トルコ桔梗  「久しぶりだね」と花屋さんに言われました。




上のこどもが生まれてから15年程、殆ど本を読まない暮らしをしていたのですが、
(この日記をはじめた頃は「もう本を読む習慣もない」とか書いています。)
ここ数年、少しずつ読み返しはじめて、こどもがあまり家にいなかった今年の夏は
私にしてはよく本を読みました。読むのはとても遅くなってしまったけれど。
一人でいると料理をする気になれなくて、大根とがんもどきを炊いただけ とか
果物だけ なんて夕食の日もありました。






秋ですね。街が冷たい空気で満たされるのを待っています。