良い天気で街路はピンクやレモンイエローなどの
鮮やかなシャツを着た老若男女で溢れていた。
皆、嬉しそうで、今日は仮装をするお祭りの日
なのかもしれないと思う。(仮装ではないけれど)
かつての担任か、上司であるらしい年恰好の、
見知らぬ知り合いと話す。実直そうな彼も紫色の
シャツを着ている。
不意に街路の向こうから、カモメの大群が現れて
思わずしゃがみ込んだ頭上をかすめるようにして
つぎつぎと通過して行く。
羽ばたきのおこす風と音がいつまでも頬を打って
顔をあげたときは椅子が倒れ、旗は落ち、街路中が
羽毛だらけになっている。


という夢をみました。
とてもリアルできれいな夢だったな。
鳥の来るのを知っていて、その通り道で皆待っていた
ような祝祭の気配がしました。