2011-04-02 覚書1 病んだ蝶が羽化するのを見守るような時のなかで それとは別の もっと致命的に壊れているものだけが扉をたたく 3月の最後の日、老いた科学の子が泣くのを見て はじめてわたしたちは悲しかった