夢的構築物


プレハブの会議室のようなところで
何やら熱弁をふるっている夢を見ました。(ありえません)
ありえないというのは夢の中でも何となくわかっていて
一体何をそんなに熱く語っているのか
もう1人の私が耳をすましています。
どうやら入札か何かについて
画期的な方法を私は考え出したらしいのです。
そして採用に消極的な人達を説得しているようなのです。
どう考えても今までのやり方には利権や公平性の点で綻びがあり
私のやり方で行えば全てがうまく、しかも有利に運べる確信があるので
私はひたすら論理的に訴え、ゴールめがけて理論を構築しています。
(ありえません)
滔滔と語り終え、後は発想の斬新さに尻込みする人達の腰をあげさせる
一言を言うだけです。
一体何を言うのだろうともう1人の私は身を乗り出します。





「××であることを周りから許されながら自分も許してしまうというのが
どれほど橋梁確保の妨げになっているかあなた方はおわかりにならない」
    (原文ママ




どこが論理的?
っていうかなんなの?この夢。