夜のあちらこちら



仕事、会食、接待、忘年会
ごはんが仕事に組み込まれる日が続くと
食事疲れします。 身にならない感じ



家で作るものには名前がない。
外で食べるものには、名前がある。
(街の洋食屋さんの名前の確かさ〉
会食になると
また素材の名前になる
(⚪︎⚪︎牛と⚪︎⚪︎野菜のなんとか とか)
なんとか がよくわからないまま
素材に安堵する何か でもあるかのような


今はね
出汁をやわらかくとって
どこか やわらかいお豆腐
骨つき鶏と牛蒡をどうこうしたもの とか
茄子とじゃこをどうこうしたものとかを
私は作りたいの
どこかかなしくて暖かいもの
どこか遠ざけていたもの



スーパーマーケットの人工光のなかから
籠にとるしばらくの安寧と



肉はどこかに戦場の香りがする
軽い火傷のように甘い





先週は国立まで行き
ピアノの直ぐ前の席で
バイオリンを聴きました
ジントニック2杯で音に乗れた


冬の街の何処かにある場所


古い友達と新宿西口の古い店にも行きました。
鄙びた静けさがあって
お喋りしていて、ふと見回して
ここだけ時間が止まったの?
という一瞬がありました。(ぼるが)




どんな未来にも
この身体でいかなければならない