ミモザ            花器と鳥 安部太一



一本だけ花を買う ということをよくします。
自分のために生ける花はすべて、幼少の頃の草花あそびの延長で
そういう花を選んでいる気がします。
もしかしたら欠けた自己愛の補填 のようなものかしら。
人をまきこむより余程いい 長年の成果というか。