青山墓地

西麻布から墓地下のバス停を過ぎて、霊園の中を通って地下鉄の乃木坂駅まで歩きました。
「墓地裏 墓地下 霞町」  というのは田宮虎彦だったかしら?



桜は満開でした。不思議とだれともすれ違いませんでした。


昨日のことを思いました。あんな風に思うのは
私が偽善で尊大で残酷な欲望を持っているからだと思う。






押し流す、非人間的な流れををもつ仕組みを世界 と呼ぶとして
私のこの欲望が、どうかかわっているのかは
わかりません。
世界は気にも留めないけれど、私の方では勝手にちまちまと
必死でその装置の小さな歯車を回している。
そうではないと言い切れない。
そうでないといいと思う。