冬の枝


針葉樹の香りは、リースは本来魔除けだった ということを
思い出させます。クリスマスは冬至の祭りと融合したものである とか。



あらゆるものが本当はことばの下に置かれるのには耐えられないのに
それを解くにもことばが要る というのはとんでもない設計ミスという気がします。



物語ではないそれ以前の香りや手触り それしか私を癒すものはないかもしれない と
思いながら束ねていたら、ちいさな刺が刺さりました。
見えない棘です。 抜いてはならない。