2012-04-17 春の影 華やぎをおろしつつ行くその影を踏むときどこか私が痛む 風吹く道に春の卵を置きに行くさみしいものの発芽の前に −(マイナス)の水面に遠く投げられた浮きのようです0(零)という月 一本の木があり揺れているというかつて扉のあった場所には −−−−−−−−−−−−−−0−−−−−−−−−−−−−−− むらさきだちたる雲がわたしを油断する 溺れるほどの東風 吹け