雑記


青丹よしに場違いな語を追加して持ち歩けるかいとさり気なく


色つきのたとえばスミレのようなものを求めてしまう目の弱さなど




あれほど日常に偏在していたものが
跡形もなくおもえるのは
真昼の月のように
空に溶けてしまったのかしら?
それともよりいっそう近く
たとえば背後にあるというのかしら?




祭壇は背後にありてこときれた白き音のみにぎやかな午後




肩をゆすられてはおこされています
確かめることをはばかるものはいつも内側にあり
ついには確かめ得ないものでしょうか?死というものは