2011-10-17 白い秋 手に囲う着信ランプの赤 緑道に私の匿した少女ありて オカリナの音が波間を渡るとき失うための夢だと気付く 鳥影の横切るたびに疲弊するこのどこまでがあなたの街区 ............................................................. 私に墜落する鉄階段も それごと私の墜落する白い秋もすぎるもので くれのこるのはさみしさ だと思う