2011-08-29 波はゆらめく4 Mehldau の美しさはときどき 「こんなやり方しかなかったのか?」という ような無残な感じと 表裏一体な気がします。 元歌を 解体して 展開して 頂点で崩れ落ちたあと 静かに暮れる。 圧倒的な上手さで弾ききってしまう われてくだけてさけてちるかも ピアノソロは滅多に聴かない筈だったのに、この夏はそればかり。片耳のせい? どうしてこんなに音ばかり聴いてしまうのか、そこに不幸があるような気もします。 できることなら風が吹くとさざなみの立つ 小さなみずたまりのようなものであり たい。