音楽祭

<今日の連想>

煉瓦
苦い草
調和
ファ
渡る風
黒雲のある夕空
赤色巨星
この世の果て


<番外編> 

シの♭
優しい狂気?


変声期前の男の子と女の子の声は
草の生い茂った造成地を渡る
少し埃っぽい風のようでした。
娘は例によって
ぶっきらぼうに頭を下げ
緊張のあまり怖い顔になっているであろう
後姿でピアノに向かっていました。


でもあなたはこんな風に
やさしく音を添わせることもできたのね。
私は知らないことばかり。