犬の名前の変遷


うちのミニチュアダックスフント♂の名前の由来は
ミルクティーのような色だったのとなんとなくドイツ人風の名の
ような気がしたからです。
(ドイツ人の知り合いはいないにもかかわらず)


赤ん坊だった犬はどんどん大きく長くなりました。
ダックスフントなので当たり前です。
それにしても大きすぎるのではないか?


獣医さんが言うには
「この子は太っているのではありません。骨格が立派なのです。
この子の個性というものです」
そうか個性か。
長々と育った犬を見ていると別の名前で呼びたくなってきます。
長作(ちょうさく)」


ひと頃わが家でもWiiがブームだったことがありました。
これは顔ジェネレータで似顔絵を作ることができます。
家族の顔と一緒にいつの間にか犬も擬人化されていました。
茶髪で目のくりくりした神経質そうな男の子です。
長作」という感じではありません。
ちいさく」の名がついていました。


しかし「ちいさく」というのはとても呼びにくいのです。
人は易きに流れるものです。
チサーク


もはや何人なのかもわかりませんが、驚くべきは犬の順応性です。
過去の名前の時と同様即座に自分が呼ばれたものと理解し、他の名前では
見向きもしません。


この春、犬は前立腺の病気になり去勢手術を受けました。
そしてみるみる太ってきました。
私が父親の病院の付き添いで泊り込んで不在の間、散歩がおろそかだった
ことと朝食のパンやチーズをたらふくもらっていた為と思われます。
「これは肥満気味です。さいわい犬は買い食いはできませんから餌をひかえめに」
と獣医さんは言いました。
腰まわりがむっちりと丸くなり、しどけなく寝そべるかと思えば
しなを作っているように見える時もあります。


千代」は今、ダイエット中です。不憫な。