「去来抄」 岩鼻やこゝにもひとり月の客先師上洛の時、去来曰、酒堂ハ此句ヲ月の猿と申侍れど、予ハ客勝なんと申。 いかゞ侍るや。先師曰、猿とハ何事ぞ。汝此句をいかにおもひて作せるぞ。 去来曰、明月に山野吟歩し侍るに、岩頭一人の騒客を見付たると申。…
「西脇順三郎詩集」 私はこの詩集の良い読者ではないし、この先もなれないかもしれない と 思いながらも、秋の朝、小さな旅行にでるなら、鞄の中にこの本をしのばせて 行きたいと思います。頁をひらかなくても。 もう楽器に触れることはありませんが、曲の完…
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