2016-10-21から1日間の記事一覧

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どこら辺が秋の本なのか、勝手に書いてみます。 「東京の昔」吉田健一 吉田健一は時間の温度を操ってしまう人 という印象があります。 それは小説でも随筆でも。 作中はもとより、読者の字を追う速度や読み終えた後の空白をも、支配して しまう。ことばによ…