2011-08-20から1日間の記事一覧

記憶について2

子どもの頃は母の活ける花が怖かった。 時間が経つと開いたり傾いたりして普通の花になったけれど。 この記憶は今は、半分くらい嘘だったのかも知れないと思っています。

記憶について

二番目の歌らしきものを作るとき、「母こそとはの娼婦なる」ということばの 記憶がどこかにありました。(寺山かしらと思っていました。) 先程、気になって検索したところ 金木犀 母こそとはの娼婦なるその脚まひるたらひに浸し 塚本邦雄『水銀伝説』(1961…

秋のよう

破片はここ光はそこに交差する新しい硝子と古い硝子と 箱庭は涼しき水のたたえられたまきはる娼婦の内なるソーニャ ........................................................