夜になると、何故か熱が出ます。どこも痛くないのに。


時間をさかのぼって、こども部屋の本棚の中で眠りたい。
その手に取られるのを待って。


こういう女が昔、本の中にもいたでしょう?
そんな記憶があってもいいような気がして。




ある筈ないよね。
だから生きていられた。



若さの持っている最も大きな力 というのは
美しさでも強いことでもなく、知らない という力だったと思う。
ある程度の感受性を持ちあわせているなら、この先知らずにはいられないことを
まだ知らないでいた そのときその力で開いた世界を
そののち生きていくことになった
そんなかんじがします。