日暮らし



会津塗(福島) 出西焼(出雲)小石原焼(福岡)益子焼 とか





どこかに出かけたとき、なんとなく考え事のあるときにふと眼に留まった
日用品を買う癖があります。
食器は貰い物が山ほどあって増やす必要はないのに。


思い出のあるものも作家ものも普段に使います。
こどもは 「大枚はたいてお土産に買ってきた琉球ガラスをおかあさんは200円のグラス
とおんなじに扱う」 と怒り
あなたが毎日牛乳を飲んでいる貰い物のグラスはその10倍くらいするかも というと
呆れます。でも同じ日用品だし。


使うたびに思い出を日常に混入させてしまっている とは思う。
生活も日常もつくりあげなければなくなってしまうもの で
私がいなくなれば意味が失われる固有の物。






(現実を上位に置いているとは思わないし
思わないこと、思えないことに引け目というか
それが気後れの原因になってしまうのが、私の世界への
弱さです。だから切り離せないようにしようとする。
わかってはいるのだけど。)