時間について


七夕の日は新暦だと梅雨の只中だから、旧暦にしてあげたら
いいかもしれません。
雲のはるか上の逢瀬であるし
星の寿命を思えば人の時間である一年はあっという間かもしれないけれど



人が3秒でどれくらい考えることができるか というと



この柱(?)の向こうに、誰もいなかったらどうしよう?
きっと悲しくてこの街が大嫌いになってしまうな。
いやでもそれではあんまりだからその時は一人でコーヒーを飲んで
立ち直る方法を考えましょう。
有名な中古輸入レコード屋さんもこの街のどこかにあった筈



で大体3秒 そして
「本当に奥の方にいるんですね。」 に続きます。



直前に場所を教えて頂いたにも関わらず、突然ふってわいたように
人を不安にさせるお店の構造でした。姿が見えなくて。



人が人の時間で空の物語を見上げてきたのは1500年くらい
あの3秒間の心細さと、ほっとした気持ちをときどき思い出します。