あなたには雪の降り止まない海があるのだし、魚を買えばいい    

                                 笹井宏之

何故この歌がこころに残るのかわかりませんが、
もしかしたらこれは自分自身に言っているのではないか
という感じが捨てきれないからかも知れません。

生き物の住まない海と、買われる魚と
排除された視線と。淡々としているだけに。


掃除もしたし、実家の買い出しもしたし、
明日から雪の降らない海辺に帰ります。
帰るという気がしませんが、やはり帰る です。
長い一年でした。少し疲れてしまったかも知れません。
佳いお年を。