2012-06-04 夜の場所から 痛いことには耐えられる気がするけれど 許されることには耐えられないかもしれない そこなうことは耐えられない 狡いから かなしい ということは どこか 自分も世界も許しているようなところがあります ときおり長針と短針がかさなるように さみしい が さみしい場所に かなしい が かなしい場所に 戻ってくるような気がするときがあって いまかなしいなら 痛いと思えるうちに これをかかえて行かなければ と 唐突に思います 行くところがないなら そうだからこそ ことばは置いて もう 行かなくては と