物云わぬ紙の魚を泳がせる背 ふざけているわけではなくて 青草の石に靡けば葬の字のみえかくれする春の背表紙 この本に栞はいらないたぶんもうどこから入っても潮騒 光と色と風うつくしき線上をゆめが走れば凶という空
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